tomiです。
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行政書士や社会保険労務士などの資格試験を勉強するときに切っても切れないのが条文です。
しかしながらこの条文というのがなかなか一筋縄ではいきません。
何と言ってもとっつきにくいのが文語体。
最近まで商法なんかは口語体と文語体が混ざっていて統一されていませんでした。
例えば「〜請求スルコトヲ得」が文語体
「〜請求することができる」が口語体です。
同じように「〜請求スルコトヲ得ス」が文語体
「〜請求することができない」が口語体です。
あとは条文と意識せずに通常の感覚で文言を考えてしまうこと。
例えば民法でよく使う「善意」と「悪意」なんかがそうです。
あくまでも「知らない」「知っている」の違いなのですが、良い・悪いって考えてしまいます。
だから余計に分からなくなる。
そんなときに役に立つのが入門書です。
やっぱり有名なのが、元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術でしょうか。
「元法制局キャリア」つまり法律を作っていた人が教えてくれるのですから本当によく分かります。
よく分かるだけあって300ページ越えでボリュームがあります。
個人的には以前に書いたかもしれませんが、日本一やさしい条文・判例の教科書 読み方・使いこなし方のコツがわかるがおススメです。(こちらは200ページ)
カバンにいれて通勤の途中にちょっと読みたい場合は、有斐閣の条文の読み方がおススメです。
こちらは150ページでサイズもA5(A4の半分)より小さくてコンパクトです。
名前のとおり条文の読み方と用語の解説もあり基本的なことはこの一冊で十分かなと思います。
お値段も800円+消費税でお手頃です。
条文だけでなく判例も。ってときは同じく有斐閣から判例の読み方があります。
こちらは多分ですが好みが分かれそうなのですが(tomi的にはイマイチかな)こちらもお値段800円+消費税なので、ついでに買っても良いかもです。
以上、今日はここまでです。
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