合格発表

資格試験

tomiです。

ブログをご覧いただきましてありがとうございます。

 

1月29日に行政書士試験研究センターより令和元年度の行書書士試験の合格発表がありました。

結果は今年も不合格😥

点数はとても投稿するような点数ではございません。

 

さて、行政書士試験研究センターの実施結果の概要を見てみると、

受験申込者数 前年より1,460人(2.9%)増の52,386人

受験者数   前年より716人(1.8%)増の39,821人

合格者数 前年より397人減(8.0%)の4,571人

合格率 11.5% 前年は12.7%

でした。

行政書士試験の合格基準点は、

(1) 行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、122点以上である者

(2) 行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、24点以上である者

(3) 試験全体の得点が、180点以上である者

いわゆる絶対評価というものです。

絶対評価では合格基準に達した受験生は合格できます。

じゃあ、あんまり合格率は関係ないやん。

合格基準を満たせば全員合格できるやん。

 

確かに合格基準を満たせば合格できますが、この「合格基準を満たせば合格できる」が曲者です。

いくら合格基準を満たせば合格できるといっても、去年は合格率90%でした。今年は10%でした。は国家試験としてまずいでしょう。

やっぱり合格率は毎年安定させる必要があります。

この点、行政書士試験と違い司法書士試験などは成績上位者の一部が合格する相対評価なので合格率を一定にするのは簡単です。

問題の難易度を変更しなくても合格率に合わして合格者数を変えればいいだけですから。(去年は350人、今年は成績優秀者が多かったので320人というふうに)

だから問題自体の難易度は年によって変わらなと思います。

 

でも、絶対評価では合格者数を変える事はできません。(合格基準に達した受験生は必ず合格します)

ということは問題の難易度を変更して合格者数を調整するしかありません。

全くの初心者や再受験者、司法試験・司法書士試験の受験経験者などいろいろな受験者がいる中で問題の難易度を調整して合格率を一定にするのは難しいでしょう。

多分、前年の傾向から初心者や受験経験者の比率を予測して難易度を決めるのでしょうが、最近10年の合格率をみるとなかなか難しいようです。

 

これから行政書士試験を受験する人は、「年によって難易度は変わる」という事を覚えて置く必要があります。

極端なことを言うと、本来の行政書士試験に求められる難易度でも司法試験受験経験者が多数を受験することによって「簡単」となり、翌年はもっと難易度があがるかもしれません。

 

以上、今日はここまでです。

最後までご覧いただきましてありがとうございます。

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